個人のお客様-労災申請・労災事故
労災申請(労災事故・過労自殺・過重業務による精神疾患など)
労働者が業務中にケガを負ったり、仕事が原因で病気になることを労災といいます。ときには、業務中の事故で亡くなったり、精神的に追い詰められて自殺してしまうという悲しい事態を招くこともあります。このような労災事故に対しては法律で補償がされています。また、事業者が労働者の生命や健康を危険から保護すべき義務を怠った結果として労災が発生した場合(安全配慮義務違反がある場合)には、事業者に対して損害賠償を請求することが可能です。
ところが、事業者の中には、いわゆる「労災隠し」をして労災扱いにすることに消極的な企業も見られます。また、精神疾患や自殺、過労死については業務との因果関係を否定するケースも多くあり、さらに損害賠償には応じない企業がほとんどです。
働いている人たちの権利は、あなたやあなたの家族を支える重要なものです。もし、あなたの職場があなたやあなたの家族の生活を脅かしているなら、一度ご相談されてみてください。
このような問題でお困りなら、一度ご相談ください。迅速に対応します。
- 仕事中にケガをして病院に通っている。でも会社が労災扱いにしてくれない・・・
- 上司からのパワハラが原因でうつ病になってしまった。労災になるのだろうか・・・
- 毎日夜中まで残業していた息子が自殺してしまった。会社に責任はないのか・・・
解決までにかかる時間は・・・
事案にもよりますが、争点が多数にのぼるなどの複雑な事案については、裁判を起こさないと解決できないという例も珍しくなく、解決まで1年以上を要するケースも少なくありません。特に複雑な案件などは、数年単位で争う例もあります。
このように、労災事故案件は解決までに長期間を要するケースもありますが、あなたやあなたの家族の正当な権利を守るためには、時間を十分にかけて、納得できるきちんとした結論を見つけ出すことが重要であると当事務所では考えています。
弁護士費用はどれくらい?
事案や請求金額によって計算方法が異なりますが、当事務所の「弁護士報酬規定」に準拠して費用を算出します(下表参照。このほかに、印紙代や切手代の実費が発生します。)。
着手金 (事件依頼時に発生) |
報酬 (事件終了時に発生) |
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労災申請 | 275,000円 | 275,000円 または 経済的利益の16.5%のいずれか高い方の額 |
労災不認定に対する不服申立 | 330,000円 | |
労災不認定に対する取消訴訟 | 330,000円 | |
会社に対する損害賠償請求 | 330,000円 または 通常事件の例による。 |
経済的利益の17.6% または 通常事件の例による。 |
弁護士費用が用意できないという方については、法テラスの利用や分割払いにも応じておりますので(ただし、労災申請や労災不認定に対する不服申立手続きでは法テラスの利用はできません。)、安心してご相談ください。詳しくはこちら。